保育士の仕事内容

資格・学習

保育士の仕事内容

保育士の仕事内容は保育所や保育園以外にも介護や福祉の現場や、ベビーシッターとしての仕事内容が増えており、保育士の求人や募集も増加しています。

保育士になるための専門学校や資格取得の仕方。

保育士は国家資格

平成15年11月から、保育士資格は法定化され国家資格になりました。

一度合格した科目は3年間、保育士の資格として有効となります。

保育士の仕事内容

保育士とは、一般的には保育所など児童福祉施設において子どもの保育を行う人の事です。

年齢に関係なく続けられる上、仕事上でハンデとなりがちな結婚や出産も経験として活かせるため女性にとっては特に有利な仕事です。

以前は「保母」という正式名称でしたが、近年「保父」という男性の保育業務に従事する人が増加したため「女性の仕事」という考えが改められ「保育士」という資格名が誕生しました。

保育士の仕事内容は保育所や保育園以外にも介護や福祉の現場が増加しており男性保育士の必要性が指摘されています。

保育士の仕事内容は保育所や保育園以外にも介護や福祉の現場や、ベビーシッターとしての仕事が増えています。

保育士の求人や募集は幼児教室、児童館、福祉施設、病院、大企業、デパート、カルチャースクール等で増えています。

保育士は「これからの時代に必要とされている職業」といえます。

保育士になるには

保育士になるためには、「厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校もしくはそれに準ずる施設を卒業する」か、「都道府県が実施する年に1回行われる保育士国家試験に合格する」の二つの選択があります。

●保育士養成施設(専門学校等)

●専門学校の保育士養成課程 (昼間2年/夜間・通信3年)

●短大の保育士養成課程 (昼間2年/夜間・通信3年)

●4年制大学の保育士養成課程

上記、保育士養成施設、保育士養成課程を修了すると保育士資格が取得できます。

●短大卒業または同等以上(卒業見込みも含む)

●平成8年3月31日までに高校保育科を卒業

●平成3年3月31日までに高等学校を卒業

●高校卒業後、児童福祉施設で2年以上児童の保護に従事

●中学卒業後、児童福祉施設で5年以上児童の保護に従事

上記に該当する方は保育士試験に合格すると保育士資格が取得できます。

保育士の専門学校で資格を取る

保育士の専門学校に入学する事は保育士資格を確実に取れる早道となります。

保育士の専門学校には保育士資格と幼稚園教諭2種免許の同時取得が可能な専門学校もあります。

保育士資格と幼稚園教諭2種免許が同時に取得できれば保育園と幼稚園のどちらにも保育士の仕事として就職することができます。

保育士の専門学校を選ぶ際にはチェックしておくとよいでしょう。

保育士資格と幼稚園教諭免許の違い

幼稚園教諭免許状は、幼稚園教員養成課程のある大学、短大、文部科学省大臣指定の専修学校等で、所定の教科、教職課程の単位を取得し卒業した人が、幼稚園教諭免許状を取得できます。

免許状の種類は「2種免許状」「1種免許状」「専修免許状」の3つに分かれています。

保育士資格は厚生労働省が定める資格で保育園で仕事はできますが、幼稚園に勤めることはできません。

保育士登録の制度

保育士試験に合格した人は、保育士として児童福祉施設等に従事できましたが、平成15年11月29日からは、改正児童福祉法の施行により、保育士と称して保育の業務を行うためには、保育士試験に合格した上で、都道府県に保育士登録を行う事が必要となりました。

平成13年11月30日に児童福祉法の一部を改正する法律が公布され、平成15年11月29日から施行されています。この改正により保育士資格が法定化されました。

この改正は、資格のない者が保育士を名乗るなど保育士資格が詐称されたり、社会的信用が損なわれている実態に対処する必要があることや、地域の子育ての中核を担う専門職として保育士の重要性が高まっていることなどに対応するため、保育士資格を児童福祉施設の任用資格から名称独占資格に改められ、併せて守秘義務や信用失墜行為の禁止、登録に関する規定が整備されました。

保育士となるには、資格要件を有する者が、都道府県の備える保育士登録簿に氏名、生年月日その他厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならなくなりました。

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